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「退職を伝えた。でも、辞めるまでまだ日があって気まずい・・・。」
そんな状態にいませんか?
この記事では、退職を伝えた後の気まずさとどう付き合うかを、わたしの体験を交えてまとめます。
- 退職を伝えた後に気まずくなる理由
- 短い勤続年数で辞める引け目との向き合い方
- わたしが上司と話さずに退職した方法
- 有給消化と最終出社日の過ごし方
- 気まずさで体調を崩しそうなときの相談先
結論:退職を伝えた後が「気まずい」のは自然な反応
退職を伝えた後、気まずく感じるのは自然な反応です。
気まずさの正体は「相手の反応が読めない不安」
退職を伝えた後、気まずさを感じるのは普通のことです。
「あの人はどう思っただろう」
「引き継ぎで迷惑をかけていないだろうか」。
辞めるはずなのに、相手の反応が気になってしまう。
しかし、相手の内心を確かめる方法などありません。
読めないものを読もうとするから、しんどくなります。
変えられるのは「自分の過ごし方」だけです。
周囲の態度が変わったように見えるとき
同僚の口数が減った、どこかよそよそしい。
そう感じることがあるかもしれません。
ただ、相手も距離感を測りかねている場合があります。
辞める人にどう接するのが正解なのか、多くの人は答えを持っていません。
気まずさは、たいてい双方向のものです。
半年・1年未満での退職が気まずいと感じるとき
気まずさの中でも重いのが、勤続年数への引け目です。
「9ヶ月で辞めるなんて」と自分を責めていた
新卒で入った品質管理の職場で、直属の上司から「院卒様」と毎日のように言われていました。
半年を過ぎた頃には、シフトを見るのが怖くなっていました。
それでも辞める決心がつかなかった理由は、はっきりしています。
「まだ1年も働いていない」という数字が、頭から離れなかったからです。
退職を決めた後、父からは「3年は続けろ」と言われました。
わたしは、言い返せませんでした。
10年経って言えること
あれから10年、転職先で穏やかに働いています。
厚生労働省の調査では、2022年3月に卒業して就職した大卒者のうち、33.8%が3年以内に辞めています。
3人に1人です。
珍しい選択ではありません。
とはいえ、数字を見たところで引け目がすぐ消えるわけではないですよね。
わたしも消えませんでした。
心のモヤモヤが消えたのは、次の職場で1年以上働けた実感が積み上がってからです。
今すぐ納得しようとしなくて大丈夫です。
短期間での退職と転職については、9ヶ月で退職して10年、今言えることに詳しく書いています。
退職の気まずさを避けるために私がとった方法
わたしは診断書を出してそのまま有給消化に入ったため、伝えた後に職場へ通い続ける期間を経験していません。
診断書を人事部に郵送した
直属の上司は、わたしを追い詰めた本人です。
上司に「辞めます」と伝えるのは無理でした。
そこで、心療内科でもらった診断書と、退職の意向を書いたメモを封筒に入れ、人事部宛に簡易書留で送りました。
退職の申し出は人事部に直接しても問題ありません。
手順は心療内科で診断書をもらって退職した話にまとめています。
連絡窓口を人事部ひとつに絞った
郵送の数日後、人事部から電話がありました。
それ以降のやり取りは、すべて電話とメールです。
途中、副社長から面談の申し出があり、ファミレスで部署異動を提案されましたが断りました。
同じ会社にいる限り、上司と顔を合わせる可能性が残るからです。
結果として、上司とは退職について一度も直接話していません。
有給を約15日消化して、そのまま退職しました。
- 退職の意思は書面で伝え、口頭のやり取りを減らした
- 連絡先を人事部だけにして、窓口を一本化した
- 納得できない提案は、断った
退職前の有給消化が気まずいときの考え方
「辞めるのに休むなんて」と感じる方は多いようです。
有給休暇は交渉ではなく権利
年次有給休暇は労働基準法39条で定められた労働者の権利です。
取得に理由の説明は必要ありません。
会社には時季変更権がありますが、退職日が決まっている場合、変更する先の日がありません。
つまり退職前の有給消化は、実質的に拒否できないということです。
とはいえ「権利だから」と言い切れる心境ではない場合もあるでしょう。
そんなときは、「引き継ぎ資料を作ってから休む」、などと決めておくと気持ちが軽くなります。
有給消化中に連絡が来たときの対応
休みに入った後、質問の電話やメールが来ることがあります。
すべてに即答する義務はありません。
返せる範囲で返し、難しければ「体調を整えている期間なので、対応が遅くなります」と一言添える。
それで十分です。
有給消化中は勤務時間ではありません。
退職の最終出社日までの過ごし方と挨拶
最後に出社する日まで、何をどこまでやるか。
線引きを先に決めておくとラクになります。
引き継ぎは「聞かれたことに答える」姿勢で足りる
完璧な引き継ぎ資料を作る必要はありません。
そもそも「完璧」などなく、終わりが見えなくなります。
手順書を一通り残したら、あとは質問に答える形に切り替える。
引き継ぎの完成度に、あなたの誠実さが比例するわけではありません。
挨拶は「短く・全員に同じ内容で」
退職理由を細かく説明する必要はありません。
「一身上の都合で」で通ります。
相手によって説明を変えると、話が食い違ったときに気まずさが増えます。
全員に同じ一文を返すと決めておくのが一番ラクです。
お菓子を配るかどうかは、職場の慣習次第。迷ったら、同じ時期に辞めた人がどうしていたかを思い出せば十分です。
体調が限界なら、出社にこだわらない
ここは強調しておきたいところです。最終出社日に無理に顔を出す義務はありません。
診断書があれば、そのまま休職や有給消化に切り替えられます。私物の引き取りも制服の返却も、郵送で完結します。
退職後の手続きは退職後にやること・手続きチェックリストにまとめてあります。
退職の気まずさで体調を崩しそうなときの相談先
眠れない、食欲がない、出勤前に体が動かない。
そこまで来ているなら、我慢の段階を超えています。
まずは心療内科や精神科の受診を考えてみてください。
診断書があれば、残りの期間の過ごし方に選択肢が増えます。
限界サイン7つも確認してみてください。
「病院に行くほどではない気がする」という段階なら、オンラインカウンセリングで話を聞いてもらう方法もあります。
職場の人にも家族にも言いづらい話を、利害関係のない相手に話せます。
退職が気まずいときのよくある疑問Q&A
Q1. 気まずくても最終出社日まで出社すべきですか?
体調に問題がなければ、出社して引き継ぎを終える方が後腐れは残りません。
ただし体や心に症状が出ている場合は別です。
医師に相談し、診断書をもらって休む選択をしてください。
無理に出社して悪化させると、回復にかかる時間の方が長くなります。
Q2. 態度があからさまに変わった同僚がいます
関係を修復しようと動く必要はありません。
あと数週間で会わなくなる相手です。
挨拶と業務連絡だけ普通に続けて、それ以上は踏み込まない。
距離を取ることは、失礼ではありません。
Q3. 有給消化中に出社を求められたら断れますか?
断れます。
有給休暇中は労働義務がありません。
どうしても必要な引き継ぎがある場合は、出社ではなくメールや電話で対応できないか提案してみてください。
それでも強く求められるなら、労働基準監督署に相談する方法もあります。
Q4. 退職を伝えた後に撤回したくなりました
退職願であれば、会社が承認するまでは撤回できる可能性があります。
退職届は原則として撤回できません。
どちらを出したか確認したうえで、早めに人事部へ相談してください。
書類の違いは退職届の書き方で解説しています。
まとめ|退職の気まずさは、あなたのせいではありません
- 気まずさの正体は「相手の反応が読めない不安」。双方向のもの
- 連絡窓口を一本化すると、顔を合わせる回数を減らせる
- 有給消化は権利。体調が限界なら最終出社にこだわらなくていい
退職を伝えた後の期間は、終わりが決まっています。
今がどれだけ重くても、カレンダーは進みます。
10年前のわたしは、あの数週間が永遠に続くように感じていました。
今振り返ると、人生のごく一部です。
気まずさをゼロにする方法はありません。
でも、減らす方法ならあります。
あなたが少しでも軽い気持ちで最後の日を迎えられますように。
ゆかり

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